一番町南診療所 仙台心臓血圧総合クリニックInformation

2016/06/06
健診での心電図異常 高血圧、コレステロール値、中性脂肪、血糖値、HbA1Cなどの異常について

健診の季節です。当院では、健診での心電図異常 高血圧、コレステロール値、中性脂肪、血糖値、HbA1Cなどの異常について相談を頂くことが多くあります。これらの異常は、症状を伴うことが少なく、そのままにしがちでもあります。一方、血圧、LDLコレステロール値、中性脂肪、血糖値、HbA1Cなどは高ければ高い程、また、年月が進むと、動脈硬化や血管のプラーク形成を促進し、思わぬ心臓発作や脳卒中の原因になることもよくわかっております。特に働き盛りの世代の方々が突然倒れるという場合には、健診での心電図異常、高血圧、コレステロール値、中性脂肪、血糖値、HbA1Cなどの異常を背景に伴っていることが多いといわれております。一番町南診療所は、朝8時からの早朝Express外来や昼休み12時~13時の昼休みExpress外来も設け、働き盛りの世代の方々が受診しやすいよう心掛けて診療しております。スタッフも増員し総12名(非常勤含む)で皆さまの診療にあたり、待ち時間の短縮、ワンポイント食事指導なども組み入れて皆さまの健康管理に努めて参ります。どうぞ、健診での心電図異常 高血圧、コレステロール値、中性脂肪、血糖値、HbA1C他、お気軽にわたしどもまでご相談頂けましたら幸いです。


2016/05/14
狭心症 微小血管性狭心症 について

胸痛や動悸、心電図異常をはじめとする心臓疾患でご相談いただく患者さんの病気で代表的な疾患に狭心症という疾患があります。狭心症はわかりやすく「労作性狭心症」と「安静時狭心症」と大きく2つにわけられます。「労作性狭心症」は運動や労作時、階段や坂道を急いで歩いた時などに胸の中央部が締め付けられる、押されているような圧迫感の自覚症状が多く、症状持続時間は数十秒から数分、時に、冷や汗や気分不快、息切れ、を伴うこともあります。一方 「安静時狭心症」は、同じような症状が、夜間や朝方など安静時に労作を伴わず生じます。これは「冠攣縮」、つまり冠動脈が痙攣様に収縮し、一時的に動脈硬化で細くなったのと同じような狭窄が発生するためにおきる一時的狭心症です。従いまして、いずれも、症状がない時の心電図では異常が見つからず、胸痛の性状、発生状況などから適切に診断や検査を進めていくことが必要となります。また、心臓の表面を走っている冠動脈の狭窄や収縮を原因とするのではなく、心筋の中を走る細い血管の収縮異常で起こる狭心症を微小血管狭心症と診断することがあります。微小血管性狭心症は、安静時・就寝時に起きやすく、心身の過労、ストレス、不眠、寒冷が誘因となることが多く、多くの症状は数分ですが、一日継続する場合もあり、若年~中年前後の女性の方に多いのが特徴です。狭心症の診断は、臨床症状を丁寧に伺い、症状時の心電図変化や、24時間ホルター心電図検査、必要がある場合には冠動脈CTや冠動脈造影検査などの検査にて診断してゆきます。また、治療には薬物療法、カテーテル手術、バイパス手術とあります。
一番町南診療所では、狭心症の外来診療の最前線で皆様の診療にあたり、予約なしで診療時間内いつでも診察可能、心電図や24時間ホルター心電図検査等も院内解析センターを設け、速やかに解析診断する体制を設けております。また、必要に応じて速やかに高度医療機関へ紹介することも心がけて皆様の狭心症の診療にあたっております。動悸、胸痛、胸のしめつけや違和感、息切れなどの症状で御心配な方、心電図異常等を指摘された方、どうぞ、いつでも予約なしで受診可能です。お気軽に私どもまでご相談下さい。


2016/06/11
一番町南診療所通信Vol.5

皆様の診療を担当しております当院スタッフが知恵と工夫を凝らし、一番町南診療所通信Vol.5を発行いたしました。食事のワンポイントアドバイス等メッセージを込めたほんのわずかばかりの小通信です。スタッフ一同皆さまの健康のお役にたてますようにという日頃の診療での気持ちがこめられております。どうぞ、受診されました際はご覧頂き皆様の健康作りにお役立て頂けましたら幸いです。それでは、どうぞ、皆様、素敵な週末をお過ごし下さい。


2016/05/25
学校健診 心雑音 心電図異常 不整脈について

学校健診 心雑音 心電図異常 不整脈について -管理校医として-
学校健診の時期です。当院では、仙台市内高校の管理校医を務めております。高校生のみなさんが健康に学校生活を送れるよう管理校医としてサポートを続けて参ります。健診では、心雑音や心電図異常 不整脈などをたまにお見受けすることがあります。学校健診で心雑音、心電図異常、不整脈などを指摘された際は、どうぞ、お気軽に一番町南診療所まで 受診、ご相談下さい。


2016/03/26
脂質異常症の診療について-はじめて受診なされる方、お薬を見直しされてみたい方、転居されてこられた方、予約なしで診療時間内いつでも対応致しております-

高脂血症(脂質異常症)、中性脂肪、LDLコレステロール(いわゆる悪玉コレステロール)が高くても、一般的には症状がございません。また、その結果、動脈硬化になっても、自覚症状がはっきりしないまま経過することが多いかと思います。ある日、突然、心筋梗塞や脳梗塞になってはじめて、中性脂肪やLDLコレステロール値が高いことに原因があることを振り返ることになります。一番町南診療所では 中性脂肪、LDLコレステロール(いわゆる悪玉コレステロール)などの脂質異常症の方を対象に、心血管病のリスク評価、動脈硬化の外来評価、食事指導、運動指導、薬物療法をおこなっております。仙台市中心部に位置しており通院にも便利かと思います。朝8時~昼休み~夕17時まで、お仕事前、日中、土曜日などに気軽に診察に来て頂けますよう努めております。平日午後15時~16時(水曜除く)にかけては比較的空いており待ち時間もほとんどないかと思います。検診で脂質異常症を指摘された方、お薬を見直しされてみたい方、転居に伴い、これまで内服を続けていた方への処方対応もおこなっております。どうぞ、お気軽に受診、ご相談下さい。


2016/03/22
高齢者の肺炎球菌予防接種(定期接種 任意接種)を実施しております

一番町南診療所では、高齢者の肺炎球菌予防接種(定期接種)を実施しております。高齢者の肺炎の原因で最も多く、重症化しやすいものが肺炎球菌です。この予防接種に用いられるワクチンは、成人の重症肺炎の約7割を占める23種類の肺炎球菌の型に効果があります。平成27年度の対象者の接種は平成28年3月31日まで、となっております。平成28年度の対象者の接種は平成28年4月からはじまります。定期接種ご希望の方は接種希望日2日以前までに一番町南診療所代表022-393-5615まで事前予約をお願い致します。詳しくは下記HPでご確認ください。
http://www.city.sendai.jp/fukushi/korei/kenko/1196144_1679.html


2016/02/03
高血圧

高血圧
高血圧への対応について執筆させて頂く機会があり、この程、掲載雑誌が上梓されました。開業してからは、日常診療に専念する一方、勤務医時代のように論文や依頼原稿を書く機会も少なくなりましたので、高血圧への対応について執筆するきっかけになりました。これからも、勉強を続けてゆき診療のアップデートをしながら、お一人お一人の患者さんにとりまして最善の高血圧管理を考えながら、日々の診療に取り組んで参りたいと思います。


2016/01/01
新年の御挨拶 

旧年中は、一番町南診療所を支えて頂けました皆様 大変お世話になりました。おかげさまで一歩ずつ診療所として目指す目標に向かって確実な歩みを築くことができました。これも診療所を信頼して下さいました患者さま、診療所を支えて下さいました全ての関係者の皆様のおかげと心から感謝申し上げます。震災から5年目となります今年も理念と目標への私たちの歩みは続きます。昨日の大晦日は仙台市急患センターの当番診療を担当して一年の診療を終えました。一年の最後の日を診療でしめくくる中で、私たちは、多くの皆様に支えられまして診療できておりますことを実感致しました。大晦日 一緒に診療して下さいました仙台市急患センタースタッフの皆様、一緒に当直当番をお務め頂けました先生、救急紹介を受けて頂けました仙台厚生病院や仙台市立病院の皆様をはじめ、私たちは日頃診療をおこなう上で多くの皆様のお力を頂戴していること改めて感謝申し上げます。私たちは今年も仙台市民の皆様の健康に寄与できますよう他の医療機関の皆様と力をあわせて診療に取り組んで参ります。どうぞ、今年もご指導ご鞭撻の程なにとぞお願い申し上げます。皆様にとりまして新年が幸せなで穏やかな一年でありますように。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


2015/10/27
一番町南診療所通信 Vol.3

 皆様の診療を担当しております当院スタッフが知恵と工夫を凝らし、一番町南診療所通信Vol.3を発行いたしました。皆様へ健康であり続けて頂きたいというメッセージを込めた小通信、スタッフ一同でVol.3を発行してくれ、その頑張りには院長としても引き続きうれしく思い、皆様にご案内申し上げます。今回は運動療法のワンポイントアドバイスについて書いてありますので、どうぞ、受診されました際はご覧下さい。皆様の健康作りにお役立て頂けましたら幸いです。それでは、どうぞ、皆様、お体にご自愛の上、この秋をお過ごし下さい。


2015/10/08
咳が続くとき 咳喘息について

風邪が流行っております。風邪を引いた後などに、咳が続く時、一度病気について振り返ってみるとよいかもしれません。気管支炎、肺炎、気管支喘息、などを患っている可能性があるかもしれません、また、副鼻腔炎による後鼻漏や咳喘息などを伴っている方も最近はよくお見受け致します。咳喘息は冷たい空気や季節の変わり目、アレルギーやタバコ(受動喫煙)、風邪などをきっかけに、咳のみが2週間以上続く症状の時疑われます。朝晩寒くなり、風邪が流行りはじめる秋~冬にかけて受診される方が多くなります。風邪をひかれた、咳が続く、どうぞ、お気軽に受診、ご相談下さい。朝8時~夕17時まで一次救急対応、咳でお困りの患者さんが安心して受診できるような体制で診療にあたっております